深夜、終電を走り終えた車輌を点検していた俺。いつも通り忘れ物やゴミを回収していた。<br>「今日は酒缶のゴミが多いな…」<br>そんな事を考えながら進んでいると、シートにぐったりともたれかかるOLが一人、残っていた。<br>「あー……まただよ」<br>終着駅で降りずに寝てるパターン。<br>この仕事をしてると、月に何度も遭遇する‘お約束’だ。<br>声をかけても、返事は寝言みたいな曖昧な言葉だけ。肩を軽く揺すると、ようやく薄目を開けた彼女は自分がどこにいるのかすら理解できてない。<br>「はぁ?なんで駅で起こさないの?」<br>と喚き出し手元の酒缶を掴み投げつけ、床はびちょびちょ。仕事を増やされた俺は絶対にこいつをタダで返す訳にはいかなかった。二度と社会で大口叩けないように尊厳を破壊して雑巾のようにぐちゃぐちゃに掃き捨ててやる…・<br>床を拭きながら俺はこの泥●バカOLを睨みつける。
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